猫が嘔吐するのは、様々な原因が考えられます。中には緊急対応が必要なものもあるため、愛猫の様子をよく観察し、適切な対処をすることが大切です。
まず、嘔吐物の状態をよく確認しましょう。
- 内容物:毛玉、フード、水、黄色い液体、血、異物など
- 色:白色、黄色、赤色、緑色など
- 量:少量、多い量
- 回数:1回のみ、数回、繰り返し
嘔吐以外にも、以下の症状があれば、注意が必要です。
- 下痢
- 食欲不振
- 元気がない
- 発熱
- 腹痛
- 便秘
これらの症状がみられる場合は、早めに動物病院を受診しましょう。
猫が嘔吐する場合の対処法
1. 嘔吐後すぐは、水やフードを与えない
嘔吐直後に水やフードを与えると、胃が刺激されて再び嘔吐してしまう可能性があります。少なくとも30分~1時間は様子を見ましょう。
2. 水分補給
嘔吐によって脱水症状を起こしている可能性があるため、少しずつ水を与えましょう。無理に与えると、また吐いてしまうことがあるので、様子を見ながら少量ずつ与えてください。
3. 記録をつける
嘔吐物の状態、回数、時間、その他の症状などを記録しておくと、動物病院での診察に役立ちます。
4. 動物病院を受診する
以下のいずれかに該当する場合は、すぐに動物病院を受診してください。
- 繰り返し嘔吐する
- 血が混じっている
- 異物が混じっている
- 元気がない
- 食欲がない
- 下痢をしている
- 発熱している
- 腹痛がある
- 便秘をしている
動物病院では、問診や診察、検査を行い、嘔吐の原因を診断します。原因によって、適切な治療法が異なります。
主な治療法としては、以下のようなものがあります。
- 薬物療法:吐き気止め、胃腸薬、抗生物質などの薬を使用します。
- 輸液療法:脱水症状を改善するために、輸液を行います。
- 食事療法:胃腸の調子が悪い場合は、消化吸収しやすい療法食を与えます。
- 外科手術:腸閉塞などの場合は、外科手術が必要になることもあります。
**猫の嘔吐は、様々な原因によって起こります。**原因によっては、緊急対応が必要なものもあるため、愛猫の様子をよく観察し、適切な対処をすることが大切です。
参考になる情報
- https://www.ipet-ins.com/media/26227/
- https://pet.caloo.jp/hospitals/search/13111/all/all?f=64
- https://www.linkedin.com/company/rakuten-life-insurance-co-ltd-
- https://www.sohu.com/a/480905618_121118742
その他
猫の嘔吐以外にも、何か気になる症状があれば、動物病院を受診してください。