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猫のお尻周りの毛、どうしてる?清潔&快適を保つお手入れ方法を徹底解説! おすすめグッズも紹介!〜お手入れが必要な猫のタイプや、お手入れの手順とコツなどをわかりやすく紹介〜

猫のお尻周りの毛、どうしてる?清潔&快適を保つお手入れ方法を徹底解説! おすすめグッズも紹介!

愛猫のお尻周り、毛が絡まって汚れていたり、うんちがつきやすくて困っていませんか?猫のお尻周りの毛のお手入れは、清潔を保つだけでなく、猫の健康を守る上でもとても大切です。今回は、お尻周りの毛のお手入れ方法について、コツや注意点、おすすめの道具などを詳しく解説していきます。

なぜお尻周りの毛のお手入れが必要なの?

猫はきれい好きな動物ですが、体の構造上、お尻周りの毛は自分でうまくケアできないことがあります。特に長毛種や老猫は、毛が絡まりやすく、排泄物が付着しやすい傾向があります。

毛が絡まると、毛玉ができて皮膚を引っ張り、炎症や皮膚病の原因になることも。また、排泄物が付着したまま放置すると、不衛生な状態になり、細菌が繁殖して皮膚炎や感染症を引き起こすリスクが高まります。

定期的なお手入れで、愛猫のお尻を清潔に保ち、快適な生活をサポートしてあげましょう。

特に注意が必要な猫種

猫種によっては、お尻周りの毛のお手入れが特に重要になります。

  • 長毛種: ペルシャ、メインクーン、ラグドール、ノルウェージャンフォレストキャットなど、長毛種の猫は、毛が絡まりやすく、毛玉ができやすい傾向があります。
  • 高齢の猫: 年齢を重ねると、自分でグルーミングする力が弱まり、お尻周りの毛が汚れやすくなります。
  • 肥満の猫: 体が大きくて柔軟性が低い猫は、お尻周りの毛を自分で舐めるのが難しく、汚れやすい傾向があります。
  • 下痢や軟便になりやすい猫: 排泄物がゆるいと、毛に付着しやすく、不衛生な状態になりやすいです。

これらの猫種は、より頻繁にお尻周りの毛のお手入れをしてあげることが大切です。

お手入れの頻度とタイミング

猫のお尻周りの毛のお手入れは、月に1〜2回を目安に行いましょう。長毛種や毛が絡まりやすい猫、高齢で自分でグルーミングが難しい猫は、週に1回程度行うのがおすすめです。

ベストタイミング

  • 猫がリラックスしている時: 食後や眠そうな時など、猫がリラックスしている時を選びましょう。
  • 排泄後: 排泄後に付着した汚れを落とすため、お手入れを行うのも効果的です。

お手入れに必要な道具

  • コーム: 毛玉や絡まりをほぐすために使用します。目の粗いコームと目の細かいコームを使い分けると便利です。特に、長毛種の場合は、スリッカーブラシがあると毛玉を効率的に除去できます。
  • ハサミ: 毛をカットするために使用します。猫用のはさみを選び、先が丸くなっているものを選ぶと安全です。
  • スキバサミ: 毛量を調整したり、自然な仕上がりにするために使用します。
  • ウェットティッシュ: 汚れを拭き取るために使用します。無香料で、猫の皮膚に優しいものを選びましょう。
  • ペット用バリカン: 毛を短くカットしたい場合に使用します。静音設計のバリカンを選ぶと、猫が怖がりにくいです。

お手入れの手順

  1. 猫を落ち着かせる: 静かな場所を選び、猫を優しく撫でたり、声をかけたりして落ち着かせましょう。お気に入りのおやつや毛布などがあると、さらにリラックスできます。
  2. コームで毛をとかす: 毛の流れに沿って、毛玉や絡まりを丁寧にほぐしていきます。毛玉がひどい場合は、無理に引っ張らず、ハサミで少しずつカットしましょう。
  3. ハサミで毛をカット: 肛門周りの毛を短くカットします。肛門を傷つけないように注意しながら、少しずつカットしましょう。長毛種の場合は、1cm程度の長さにカットすると、排泄物が付着しにくくなります。
  4. スキバサミで毛量を調整: 毛量が多い場合は、スキバサミで毛量を調整します。自然な仕上がりにするために、少しずつカットしていくのがポイントです。
  5. ウェットティッシュで汚れを拭き取る: 肛門周りの汚れをウェットティッシュで優しく拭き取ります。この時、肛門腺を刺激しないように注意しましょう。

注意点

  • 無理強いしない: 猫が嫌がる場合は、無理に続けず、日を改めて再チャレンジしましょう。
  • 刃物に注意: ハサミやバリカンを使用する際は、猫の皮膚を傷つけないように注意しましょう。
  • 肛門腺に注意: 肛門腺を傷つけないように、肛門周辺は特に優しくお手入れしましょう。
  • プロにお願いする: 自宅でのお手入れが難しい場合は、トリミングサロンや動物病院でプロにお願いすることもできます。

おすすめグッズ

  • ペティオ Porta コームシェーバー: コームとシェーバーが一体型になった便利グッズ。毛をとかしながら、余分な毛をカットできます。(参考価格: 1,500円程度)
  • ライオン ペットキレイ 顔まわりも洗える泡リンスインシャンプー: 低刺激で、猫の皮膚や被毛に優しいシャンプー。泡タイプなので、洗い流しやすいのもポイントです。(参考価格: 800円程度)
  • アイリスオーヤマ ペット用バリカン: 静音設計で、初心者でも使いやすいバリカン。アタッチメント付きで、好みの長さにカットできます。(参考価格: 3,000円程度)

まとめ

猫のお尻周りの毛のお手入れは、愛猫の健康と快適な生活を守るために欠かせません。定期的なお手入れで、清潔なお尻を保ってあげましょう。

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獣医からのアドバイス

猫のお尻周りの毛のお手入れは、猫とのコミュニケーションを深める良い機会でもあります。優しく声をかけながら、愛猫とのスキンシップを楽しんでください。

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ねぎま@ねこ好きSW

こんにちは。九州生まれ・九州育ちのねぎまです。 九州の公立学校の元教員→某施設でSWをやっています。 ここでは主に、愛猫(ロシアンブルーのnico)の成長日記・猫に関する豆知識・教職関連(教員の実態や教員採用試験対策)・社会福祉士の国試対策の情報等をまとめています。 他にも宿泊施設・グルメ・コスメのレビュー等気まぐれで。 ぜひ、のぞいていってください。

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