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とっても怖い猫白血病・・・症状や治療について解説!

猫白血病(FeLV):症状、治療、および注意事項

猫白血病は、猫白血病ウイルス(FeLV)の感染によって引き起こされる病気です。 感染猫との接触(グルーミング、けんか、同じ食器の使用など)によって感染します。

猫白血病の症状

  • 初期症状: 発熱、食欲不振、元気消失、貧血、リンパ節の腫れなど
  • 進行すると: 免疫力低下による様々な症状(口内炎、皮膚炎、呼吸器疾患、消化器疾患、腫瘍など)

感染しても症状が出ない場合や、症状が一時的に改善する場合もあります。 しかし、ウイルスは体内に残り続け、免疫力が低下した時に再び症状が現れることがあります。

治療法

残念ながら、猫白血病ウイルスを完全に排除する治療法はありません。 治療は、症状に合わせて行われる対症療法が中心となります。

  • 免疫力を高める: インターフェロンなどの投与
  • Secondary infectionの予防: Anti-biological quality の投和
  • 貧血の改善: 鉄剤や輸血
  • Swollen and 瘍の治虂: 反がん剤や手術

注意点

  • 感染猫との接触を避ける: 猫白血病は感染力が強いため、感染猫との接触を避けることが重要です。
  • 定期的な検査: 感染が疑われる場合は、早期発見のために定期的な検査を受けましょう。
  • ワクチン接種: ワクチン接種で感染を予防することができます。 ただし、100%予防できるわけではありません。
  • 室内飼育: 外に出る猫は感染リスクが高いため、室内飼育を徹底しましょう。
  • ストレス軽減: ストレスは免疫力を低下させるため、猫が安心して過ごせる環境を作りましょう。
  • 栄養管理: バランスの取れた食事で免疫力を維持しましょう。

🌟検査方法

猫白血病の検査は、主に次の2つの方法で行われます。

  1. 迅速検査キット(ELISA法):

    • 血液を少量採取し、その場で結果がわかります。(15分ほど)
    • 精度が高く、感染初期の猫でも検出できます。
    • 動物病院で広く行われている一般的な検査方法です。
  2. IFA法(蛍光抗体法):

    • 迅速検査キットで陽性反応が出た場合や、より詳細な情報が必要な場合に実施されます。
    • 血液を検査機関に送り、詳しい分析を行います。
    • 感染の進行段階やウイルス量などを詳しく調べることができます。
    • 結果が出るまでに数日かかることがあります。

🌟費用

検査費用は動物病院によって異なりますが、目安としては以下の通りです。

  • 迅速検査キット(ELISA法): 3,000円~5,000円程度
  • IFA法(蛍光抗体法): 5,000円~10,000円程度

※ 検査費用に加えて、初診料や再診料などがかかる場合があります。

🌟検査を受けるタイミング

以下の場合に猫白血病の検査を受けることをおすすめします。

  • 新しい猫を飼い始める前
  • 猫を外に出している
  • 他の猫と接触する機会が多い
  • 猫が体調不良の場合
  • 猫のワクチン接種を検討している

🌟注意事項

  • 猫白血病の検査は、ワクチン接種を受けている猫でも必要です。
  • 検査結果が陽性の場合でも、必ずしも発症するわけではありません。
  • 検査結果について、獣医師に詳しく相談しましょう。

🌟その他

費用や検査方法について、事前に動物病院に問い合わせて確認することをおすすめします。

猫白血病は、早期発見と適切なケアによって、猫が症状を抑えながら生活できる可能性があります。 愛猫の様子をよく観察し、気になることがあれば早めに獣医に相談しましょう。

 

 
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ねぎま@ねこ好きSW

こんにちは。九州生まれ・九州育ちのねぎまです。 九州の公立学校の元教員→某施設でSWをやっています。 ここでは主に、愛猫(ロシアンブルーのnico)の成長日記・猫に関する豆知識・教職関連(教員の実態や教員採用試験対策)・社会福祉士の国試対策の情報等をまとめています。 他にも宿泊施設・グルメ・コスメのレビュー等気まぐれで。 ぜひ、のぞいていってください。

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