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愛猫をお風呂に入れる必要はある?~メリットとデメリット・ポイントを解説~

猫をお風呂に入れる際の注意点、ポイント、メリット・デメリット

猫をお風呂に入れることは、飼い主さんにとって悩ましい問題ですよね。猫は水が苦手な子が多く、お風呂に対して強い抵抗を示すこともあります。しかし、状況によっては猫をお風呂に入れる必要が出てくることもあるでしょう。ここでは、猫をお風呂に入れる際の注意点、大事なこと、メリット・デメリットを解説します。

猫をお風呂に入れるメリット

  • 毛並みの清潔さ: 猫はグルーミングをしますが、セルフケアでは落としきれない汚れや皮脂が溜まることがあります。お風呂に入れることで、毛並みを清潔に保ち、皮膚トラブルを予防できます。
  • ノミ・ダニ対策: 定期的なシャンプーは、ノミやダニの予防・駆除に効果的です。特に、外に出る猫や多頭飼いの場合は重要です。
  • 抜け毛対策: シャンプーとブラッシングを組み合わせることで、抜け毛を減らす効果が期待できます。
  • 皮膚病治療: 皮膚病の治療において、薬用シャンプーの使用が必要となる場合があります。

猫をお風呂に入れるデメリット

  • 猫へのストレス: 猫にとって、お風呂は大きなストレスとなる可能性があります。恐怖心から暴れたり、飼い主さんを引っ掻いたりするかもしれません。
  • 皮膚・被毛へのダメージ: シャンプーの頻度や種類によっては、猫の皮膚や被毛にダメージを与える可能性があります。乾燥肌やフケの原因となることもあります。
  • 健康状態への影響: 高齢の猫や持病のある猫の場合、お風呂が体調に悪影響を及ぼす可能性があります。

猫をお風呂に入れる際の注意点

  1. 事前の準備: シャンプー、タオル、ドライヤーなどを準備し、浴室を暖めておきます。猫が安心できる環境を整えましょう。
  2. 猫の安全確保: 猫が滑らないように、バスタブや洗い場に滑り止めマットを敷きましょう。また、猫が暴れた際に逃げ出さないよう、浴室のドアは閉めておきます。
  3. 水温と水量: 猫の体温に近い38度程度のぬるま湯を使用し、水量は猫の足が浸かる程度にしましょう。シャワーの音や勢いにも注意が必要です。
  4. シャンプー選び: 猫専用の低刺激シャンプーを選びましょう。人間のシャンプーは猫の皮膚や被毛に合わないため、使用しないでください。
  5. 洗い方: 顔を濡らさないように注意し、全身を優しく洗いましょう。特に、肛門腺周辺は丁寧に洗う必要があります。
  6. すすぎ: シャンプーが残らないように、十分にすすぎましょう。すすぎ残しは皮膚トラブルの原因となります。
  7. 乾燥: 吸水性の高いタオルでしっかりと水分を拭き取り、ドライヤーで乾かしましょう。ドライヤーの温度や風量にも注意が必要です。

大事なこと

  • 猫の性格や体調に配慮: 猫の性格や体調に合わせて、お風呂の頻度や方法を調整しましょう。
  • 無理強いしない: 猫が嫌がる場合は、無理強いせず、日を改めて再挑戦しましょう。
  • 褒める: お風呂の後には、たくさん褒めてあげましょう。

まとめ

猫をお風呂に入れることは、猫の清潔さや健康維持に役立ちますが、猫へのストレスや皮膚・被毛へのダメージなどのデメリットも考慮する必要があります。猫の性格や体調に合わせて、慎重に判断しましょう。

どうしても猫をお風呂に入れる必要がある場合は、獣医さんに相談することをおすすめします。また、猫がお風呂を極端に嫌がる場合は、無理強いせず、プロのトリマーさんにお願いすることも検討しましょう。

猫との生活をより快適に、そして猫が健康に過ごせるよう、飼い主さんの愛情と配慮が大切です。

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ねぎま@ねこ好きSW

こんにちは。九州生まれ・九州育ちのねぎまです。 九州の公立学校の元教員→某施設でSWをやっています。 ここでは主に、愛猫(ロシアンブルーのnico)の成長日記・猫に関する豆知識・教職関連(教員の実態や教員採用試験対策)・社会福祉士の国試対策の情報等をまとめています。 他にも宿泊施設・グルメ・コスメのレビュー等気まぐれで。 ぜひ、のぞいていってください。

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