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カラフルで可愛い!インコの種類と性格、飼い方のコツをご紹介〜代表的なインコの種類とそれぞれの性格、飼育に必要な知識を、詳しくまとめました〜

カラフルで可愛い!インコの種類と性格、飼い方のコツをご紹介

鮮やかな羽の色と愛らしい仕草で私たちを魅了するインコ。おしゃべり上手な種類も多く、ペットとして高い人気を誇っています。

インコを家族に迎えたいけれど、種類が多くてどれを選べば良いか迷ってしまう…という方もいるのではないでしょうか?

今回は、代表的なインコの種類とそれぞれの性格、飼育に必要な知識を、詳しくまとめました。これからインコを飼いたいと考えている方は、ぜひ参考にしてあなたにぴったりのインコを見つけてくださいね!

インコの種類と性格

インコは、大きさや原産地、特徴などによって様々な種類に分けられます。それぞれに個性豊かな種類が存在し、性格や特徴も異なります。ここでは、特に人気のある種類をいくつかご紹介します。

小型インコ

小型インコは、比較的小さなケージで飼育できるため、マンションなどでも飼いやすいのが魅力です。

  • セキセイインコ

     

    • 性格: 好奇心旺盛で活発な性格です。人懐っこく、飼い主と遊ぶのが大好きです。おしゃべり上手な個体も多く、根気強く教えれば、言葉を覚えることもあります。ただし、個体差があり、臆病な性格の子もいます。
    • 特徴: インコの中でも最もポピュラーな種類で、体長は約18cm。様々なカラーバリエーションがあり、青、緑、黄、白など、多種多様な色合いを楽しむことができます。また、羽の模様も様々で、個体によって個性があります。セキセイインコは、オーストラリア原産で、乾燥地帯に生息しています。そのため、乾燥に強く、比較的丈夫な体質です。
    • 値段: 2,000円~5,000円程度
    • 飼育のポイント: セキセイインコは、活発な性格なので、十分な広さのケージを用意してあげましょう。また、おもちゃやブランコなどを設置して、遊び場を作ってあげることも大切です。セキセイインコは、群れで生活する習性があるので、複数で飼育すると、より楽しく過ごすことができます。
  • コザクラインコ

     

    • 性格: 愛情深く、飼い主にとてもよく懐きます。パートナーへの愛情も深く、つがいで飼育すると仲睦まじい姿を見ることができます。しかし、やきもち焼きな一面もあり、飼い主が他のインコや動物と触れ合うと、怒ったり、嫉妬したりすることがあります。
    • 特徴: 体長は約16cm。鮮やかな緑色の羽が特徴で、頬に赤い模様があります。原産地はアフリカで、サバンナや森林地帯に生息しています。コザクラインコは、他のインコに比べて、やや気が強い傾向があります。
    • 値段: 5,000円~10,000円程度
    • 飼育のポイント: コザクラインコは、愛情深い性格なので、毎日たくさん話しかけて、スキンシップをとってあげましょう。また、パートナーと過ごす時間を大切にするため、つがいで飼育するのがおすすめです。コザクラインコは、噛む力が強いので、指を噛まれないように注意が必要です。
  • ボタンインコ

     

    • 性格: 穏やかで大人しい性格です。他のインコに比べて静かなので、集合住宅でも飼いやすいでしょう。人懐っこいですが、臆病な一面もあり、大きな音や急な動きを嫌います。
    • 特徴: 体長は約17cm。丸い体型と短い尾羽が特徴です。原産地はオーストラリアで、乾燥地帯に生息しています。ボタンインコは、様々なカラーバリエーションがあり、ブルー、グリーン、イエロー、ホワイトなど、多くの色合いがあります。
    • 値段: 6,000円~12,000円程度
    • 飼育のポイント: ボタンインコは、静かな環境を好むので、騒音の少ない場所にケージを設置しましょう。また、臆病な性格なので、優しく接して、安心させてあげることが大切です。ボタンインコは、寒さに弱いので、冬は保温対策をしっかり行いましょう。

中型インコ

中型インコは、小型インコよりも体が大きく、存在感があります。

  • オカメインコ

     

    • 性格: 穏やかで優しい性格です。人によく懐き、頭を撫でられるのが大好きです。甘えん坊な一面もあり、飼い主の肩や腕に乗ったり、後をついて歩いたりすることがあります。
    • 特徴: 体長は約35cm。冠羽と頬のオレンジ色の斑点が特徴です。オーストラリア原産で、乾燥地帯に生息しています。オカメインコは、他のインコに比べて、比較的静かな種類です。
    • 値段: 10,000円~20,000円程度
    • 飼育のポイント: オカメインコは、人懐っこい性格なので、毎日たくさん話しかけて、スキンシップをとってあげましょう。また、オカメインコは、粉塵を多く出す種類なので、こまめな掃除が必要です。
  • ウロコインコ

     

    • 性格: 陽気で遊び好きな性格です。好奇心旺盛で、新しいものに興味津々です。飼い主と遊ぶのが大好きで、芸を覚えることもできます。
    • 特徴: 体長は約30cm。鮮やかな青色の羽と、目の周りの白いリングが特徴です。南アメリカ原産で、森林地帯に生息しています。ウロコインコは、大きな声で鳴くことがあるので、注意が必要です。
    • 値段: 15,000円~30,000円程度
    • 飼育のポイント: ウロコインコは、遊び好きな性格なので、おもちゃをたくさん用意してあげましょう。また、大きな声で鳴くことがあるので、集合住宅で飼育する場合は、防音対策が必要です。

大型インコ

大型インコは、知能が高く、言葉を覚えるのが得意な種類が多いです。

  • ヨウム

     

    • 性格: 知能が高く、人間の言葉を覚えるのが得意です。飼い主とのコミュニケーションを楽しみ、深い絆を築くことができます。感情表現も豊かで、喜怒哀楽を表情や行動で示します。
    • 特徴: 体長は約35cm。灰色の羽と赤い尾羽が特徴です。アフリカ原産で、森林地帯に生息しています。ヨウムは、長寿で、50年以上生きる個体もいます。
    • 値段: 100,000円~300,000円程度
    • 飼育のポイント: ヨウムは、知能が高い分、退屈するとストレスを感じやすいので、おもちゃや遊び場を用意して、刺激を与えてあげることが大切です。また、ヨウムは、噛む力が強いので、家具や電化製品などを噛まれないように注意が必要です。
  • コンゴウインコ

     

    • 性格: 社交的で活発な性格です。大きな声で鳴くことがありますが、愛情深く、飼い主によく懐きます。
    • 特徴: 体長は約90cm。非常に大きく、カラフルな羽が特徴です。中央アメリカから南アメリカにかけて生息しています。コンゴウインコは、絶滅危惧種に指定されており、飼育には許可が必要です。
    • 値段: 300,000円~1,000,000円程度
    • 飼育のポイント: コンゴウインコは、大型のインコなので、広々とした飼育スペースが必要です。また、非常に長寿で、80年以上生きる個体もいるので、生涯にわたって飼育できる環境が必要です。

インコの飼い方

飼育環境を整えよう

インコを健康に飼育するためには、適切な飼育環境を整えることが重要です。

  • ケージ: インコの体格や種類に合わせて、適切な大きさのケージを選びましょう。目安として、インコが羽を広げてもぶつからない程度の広さが必要です。ケージ内には、止まり木やブランコ、おもちゃなどを設置して、インコが快適に過ごせるように工夫しましょう。止まり木は、太さや材質の異なるものを複数用意してあげると、インコの足腰の健康維持に役立ちます。

     

    • ケージの材質:
      • 金属製: 丈夫で耐久性があり、掃除がしやすい。
      • 木製: 自然な雰囲気で、インコが落ち着く。ただし、齧られる可能性がある。
      • プラスチック製: 軽量で安価だが、耐久性が低い。
  • : インコ専用のペレットを主食に、副食として野菜や果物を与えましょう。ペレットは、インコに必要な栄養素がバランスよく含まれているので、主食として最適です。年齢や健康状態に合わせて、適切な種類のペレットを選びましょう。副食としては、小松菜、チンゲン菜、ブロッコリーなどの緑黄色野菜や、りんご、みかん、バナナなどの果物を与えることができます。これらの野菜や果物は、ビタミンやミネラルが豊富で、インコの健康維持に役立ちます。種子類は脂肪分が多いので、おやつ程度にしましょう。

    • : 常に清潔な水を用意しましょう。水は、毎日交換し、水入れもこまめに洗って清潔に保ちましょう。水浴び用の容器も設置してあげると、インコが喜んで水浴びをします。水浴びは、インコの羽を清潔に保ち、ストレス解消にも役立ちます。

    • 温度管理: インコは寒さに弱いので、室温は20~25℃に保ちましょう。特に冬は、保温器具を使用して、ケージ内を暖かく保つようにしましょう。適切な温度を保つことで、インコの健康を維持することができます。

    • 日光浴: インコは日光浴をすることで、ビタミンDを生成し、骨を丈夫にすることができます。1日に数時間、日光浴をさせましょう。ただし、直射日光は避け、日陰を作ってあげましょう。また、ガラス越しでは紫外線が遮断されてしまうため、窓を開けて直接日光浴をさせるか、紫外線ライトを使用しましょう。

    • 清潔: ケージ内は常に清潔に保ちましょう。糞や食べ残しはこまめに掃除し、床材も定期的に交換しましょう。清潔な環境を保つことで、インコの健康を守り、病気の予防にもつながります。

    • 安全: インコは、好奇心旺盛で、危険な場所にも入り込んでしまうことがあります。そのため、ケージの外に出すときは、必ず目を離さないようにしましょう。また、窓やドアは閉めておき、インコが逃げ出さないように注意しましょう。家の中には、インコにとって危険なものがたくさんあります。例えば、観葉植物の中には、インコにとって有毒なものがあります。また、電気コードや小さな物は、インコが誤って飲み込んでしまう可能性があります。インコが安全に過ごせるように、家の中の環境にも気を配りましょう。

    • 休息: インコは、十分な睡眠が必要です。夜は、ケージに布などをかけて、暗くしてあげましょう。インコが安心して眠れるように、静かな環境を作ってあげましょう。

    インコと仲良くなろう

    インコと仲良くなるためには、毎日話しかけたり、一緒に遊んだりすることが大切です。

    • コミュニケーション: インコに話しかける時は、優しく穏やかな口調で話しかけましょう。インコの名前を呼んだり、歌を歌ったりして、コミュニケーションをとりましょう。インコは、人間の言葉を理解することができます。話しかけることで、インコとの信頼関係を築くことができます。

    • 遊び: インコと遊ぶ時は、おもちゃを使ったり、手乗りさせてあげたりしましょう。インコが喜ぶことをして、信頼関係を築きましょう。インコは、遊ぶのが大好きです。おもちゃで遊んだり、飼い主と触れ合ったり。ただし、無理強いはせず、インコのペースに合わせてスキンシップをとりましょう。スキンシップは、インコとの絆を深めるために大切です。

    インコは、種類によって性格や特徴が異なります。それぞれの性格を理解し、適切な飼育環境を整えることで、インコとの生活を楽しむことができます。この記事を参考に、あなたにぴったりのインコを見つけて、楽しいインコライフを送りましょう!

    さらに詳しく知りたい方へ

    • 書籍: インコの飼育に関する書籍は、書店や図書館で多数出版されています。飼育方法や種類、病気に関する情報など、詳しく知ることができます。

    • インターネット: インターネット上には、インコに関する情報サイトやブログがたくさんあります。飼育方法や種類、病気に関する情報だけでなく、他の飼い主との交流もできます。

    • ペットショップ: ペットショップの店員さんは、インコの飼育に関する知識が豊富です。飼育方法や種類、必要なグッズなど、わからないことがあれば、気軽に相談してみましょう。

    インコとの生活は、癒しを与えてくれるだけでなく、命の大切さを学ぶ貴重な機会にもなります。責任を持って飼育し、インコとの絆を育んでいきましょう。

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ねぎま@ねこ好きSW

こんにちは。九州生まれ・九州育ちのねぎまです。 九州の公立学校の元教員→某施設でSWをやっています。 ここでは主に、愛猫(ロシアンブルーのnico)の成長日記・猫に関する豆知識・教職関連(教員の実態や教員採用試験対策)・社会福祉士の国試対策の情報等をまとめています。 他にも宿泊施設・グルメ・コスメのレビュー等気まぐれで。 ぜひ、のぞいていってください。

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