今朝は用事で見られなかったTVアニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」
録画していたものを先ほど見終わりました。
原作連載を小学生時代に読んでいた昭和人からすると
中盤以降から涙が止まりませんでした
それぞれの意地とプライドと想いが正面からぶつかり合う。
ダイ大は少年の心に直接響いてきますね!
ハドラーの超魔爆炎破を打ち破ったバラン。
ハドラーの負けを確信し、黒の核晶を爆発させようと魔力を発動させるバーン。
しかし、なぜか黒の核晶が爆発せず…??
それはバランが竜闘気で黒の核晶を覆い、バーンの魔力を防いでいたためでした。
そこで自分の身体に黒の核晶が埋め込まれていたことを初めて知るハドラー。
そう叫んで涙を流すシーンでは、感情移入し過ぎてもらい泣き
武人として一皮剥けて、地位や名誉に拘らず、竜の騎士との勝負に命と誇りをかけていたハドラー。
悪役なのに憎めない、ダイ大の素晴らしい醍醐味が現れたシーンです!
原作リアルタイムの頃は小学生で、バランやハドラーの想いとかまったく気づかなかったですよ。
ハドラーのことを認めていたミストバーンが正体を現し、
「大魔王さまのお言葉はすべてに優先する」
「ハドラー、バラン、お前たちの名前は永久に忘れない」
そう言って黒の核晶を起爆させるシーンも大人になってからだと感慨深いものがありました。
一方、ダイの仲間たちもクロコダインの機転で全員無事。
続く大魔宮でのロン・ベルクの活躍など、最終戦はオヤジキャラが大活躍していくのも、今だからこそ面白味を感じます。
原作で結末をしっているからこそですが、次話はさらに輪をかけて感涙ものになる予感…
アニメでこれだけ泣けたのは、「ヒカルの碁」の塔矢名人と佐為の対局後に佐為が消えてしまうシーン以来です
どちらも10年末以上前の作品。
自分も歳を取ったなぁと感じました。