猫が誤飲した場合の対処法
猫が誤飲してしまった場合、慌てずに以下の手順に従ってください。
1. 状況を把握する
- いつ、何を、どのくらい誤飲したのかを確認する。
- 誤飲したものが分かれば、獣医師に伝えるために控えておく。
- 誤飲したものがわからない場合は、獣医師に相談する。
- 嘔吐や下痢などの症状があるかどうかを確認する。
2. 動物病院に連絡する
- 状況を獣医師に伝え、指示を受ける。
- 獣医師によっては、自宅での様子観察を指示する場合もある。
3. 獣医師の指示に従う
- 催吐剤を投与する指示がある場合は、獣医師の指示に従って投与する。
- 自宅での様子観察を指示された場合は、猫の様子をよく観察し、変化があればすぐに動物病院を受診する。
以下、誤飲時の注意点です。
- 無理に吐かせようとしない: 誤飲したものが尖っていたり、刺激物だったりすると、吐かせることで二次被害を引き起こす可能性がある。
- 水を飲ませない: 誤飲したものが毒物だった場合、水を飲ませると体内に毒物を拡散させてしまう可能性がある。
- 自宅で処置しようとしない: 誤飲したものが何なのか、どのような対処が必要なのかを判断するのは難しい。必ず獣医師に相談する。
猫が誤飲しやすいもの
- 糸類: 毛糸、ミシン糸、デンタルフロスなど
- 紐類: 靴紐、リボン、コードなど
- 小さな部品: ボタン、ビーズ、電池など
- 観葉植物: 葉や茎
- 人間用の薬: 頭痛薬、風邪薬、サプリメントなど
- 毒物: 殺虫剤、漂白剤、エタノールなど
誤飲を予防するには
- 猫の届かないところに糸類、紐類、小さな部品などを置く。
- 観葉植物は猫が食べられない種類を選ぶ。
- 人間用の薬や毒物は厳重に保管する。
- 猫が誤飲しやすいものを家に置いておかない。
愛猫が誤飲してしまった場合は、慌てずに適切な対処をすることが大切です。
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