ねこ日和

【猫の健康を守る】キャットフード選びの基礎知識&ライフステージ別おすすめ商品

【猫の健康を守る】キャットフード選びの基礎知識&ライフステージ別おすすめ商品

愛猫の健康を願うなら、キャットフード選びは慎重に行いたいもの。しかし、様々な商品が並ぶ中で、一体何を基準に選べば良いのでしょうか?まずは、キャットフードを選ぶ際に気をつけるべきポイントや成分について解説し、その後、ライフステージ別に最適なキャットフードの選び方とおすすめ商品を詳しくご紹介します。

キャットフード選びの基礎知識

 

総合栄養食と一般食の違い

  • 総合栄養食: 猫が必要とする栄養素を全て満たしているフード。これだけで健康を維持できます。毎日与えるメインの食事には、総合栄養食を選びましょう。
  • 一般食: おやつや副食として与えるフード。総合栄養食と一緒に与えましょう。総合栄養食だけでは摂取できない栄養素を補ったり、食事の楽しみを増やすために活用できます。

成分表示の見方

  • 原材料: 使用されている材料が記載されています。肉や魚が最初に記載されているものが◎。肉や魚は猫にとって必須の動物性タンパク質を豊富に含んでいます。
  • 保証成分値: タンパク質、脂質、炭水化物などの含有量が記載されています。猫の年齢や状態に合わせて選びましょう。子猫は高タンパク・高脂肪、老猫は低カロリーなど、それぞれのライフステージに適した成分値のフードを選びましょう。
  • 添加物: 着色料や保存料などの添加物が記載されています。無添加のものが理想的です。添加物は猫の健康に悪影響を与える可能性があるため、できるだけ避けましょう。

猫にとって必要な栄養素

  • タンパク質: 体を作るために必要不可欠な栄養素。動物性タンパク質が理想的です。肉や魚に多く含まれています。
  • 脂質: エネルギー源となる栄養素。必須脂肪酸も含まれています。必須脂肪酸は体内で合成できないため、食事から摂取する必要があります。
  • 炭水化物: エネルギー源となる栄養素ですが、猫はあまり必要としません。穀物などに含まれていますが、過剰摂取は肥満の原因になることも。
  • ビタミン・ミネラル: 体の機能を調節するために必要な栄養素。バランス良く摂取することが重要です。様々な食材から摂取できます。
  • 水分: 猫はあまり水を飲まないため、ウェットフードなどで水分補給も意識しましょう。水分不足は泌尿器系の病気につながる可能性があります。

ライフステージ別の選び方

猫の年齢や状態に合わせて、必要な栄養素は異なります。ライフステージ別に適切なフードを選びましょう。

【猫の健康をサポート!】ライフステージ別キャットフードの選び方&おすすめ商品

それでは、上記の基礎知識を踏まえ、子猫、成猫、老猫、そしてケアが必要な猫ちゃんまで、ライフステージ別に最適なキャットフードの選び方とおすすめ商品を詳しく見ていきましょう。

 

子猫期(生後1年まで)

 

子猫期は、まさに成長の真っ只中。活発に動き回るエネルギー源となる栄養はもちろん、体の基礎を作るための栄養素も必要です。

選び方のポイント

  • 高タンパク・高脂肪であること: 子猫の成長には、成猫の約2倍のエネルギーが必要と言われています。そのため、高タンパク・高脂肪のフードを選びましょう。
  • 消化の良いフードであること: 子猫の消化器官はまだ未発達。消化の良いフードを選び、お腹の負担を軽減してあげましょう。
  • DHA・EPAが含まれていること: 脳や視力の発達をサポートするDHA・EPAが含まれていると◎。

おすすめ商品

成猫期(1歳〜7歳)

 

成猫期は、比較的安定した時期。しかし、運動量や生活環境によって必要な栄養は異なります。

選び方のポイント

  • 適切なカロリーであること: 運動量や体型に合わせて、適切なカロリーのフードを選びましょう。太りすぎは健康に悪影響を及ぼします。
  • 良質なタンパク質が豊富であること: 成猫期の健康維持には、良質なタンパク質が不可欠。動物性タンパク質を中心に配合されたフードを選びましょう。
  • 毛玉ケア成分が含まれていること: 毛づくろいによって飲み込んだ毛の排出をサポートする成分が含まれていると◎。

おすすめ商品

  • ロイヤルカナン インドア: 室内飼いの成猫のために開発されたフード。適切なカロリーと毛玉ケア成分を配合しています。 [無効な URL を削除しました]

     

  • ピュリナワン キャット 避妊・去勢した猫の体重ケア ターキー: 避妊・去勢手術後の体重管理をサポートするフード。低脂肪設計で、健康的な体型維持に役立ちます。 [無効な URL を削除しました]

     

老猫期(7歳以上)

 

老猫期は、体の機能が低下し始める時期。消化吸収の良いフードや、健康維持をサポートする成分を配合したフードを選びましょう。

選び方のポイント

  • 消化の良いフードであること: 老猫の消化器官は、若い頃よりも弱くなっています。消化の良いフードを選び、お腹の負担を軽減してあげましょう。
  • 低カロリーであること: 運動量が減る老猫期は、低カロリーのフードがおすすめです。
  • 関節ケア成分が含まれていること: 関節の健康維持をサポートするグルコサミンやコンドロイチンが含まれていると◎。
  • 認知機能ケア成分が含まれていること: 脳の健康維持をサポートする成分が含まれていると◎。

おすすめ商品

  • ロイヤルカナン エイジングケア ステージ1: 7歳以上の猫のために開発されたフード。消化の良いタンパク質を使用し、健康な老化をサポートします。 [無効な URL を削除しました]

     

  • ヒルズ サイエンス・ダイエット シニアプラス チキン: 7歳以上の猫のための総合栄養食。健康な筋肉と脳の健康維持をサポートします。 [無効な URL を削除しました]

     

ケアが必要な猫ちゃんのための療養食

 

病気や体質によって、特別なケアが必要な猫ちゃんもいます。獣医師の指導のもと、適切な療養食を選びましょう。

選び方のポイント

  • 獣医師の指示に従うこと: 療養食は、病気や体質に合わせて選ぶ必要があります。必ず獣医師の指示に従いましょう。
  • 消化の良いフードであること: 病気や体質によっては、消化器官が弱っている場合があります。消化の良いフードを選びましょう。
  • 必要な栄養素が配合されていること: 病気や体質によっては、特定の栄養素を制限したり、強化する必要があります。獣医師の指示に従い、適切なフードを選びましょう。

おすすめ商品

  • ロイヤルカナン 腎臓サポート:
    • ロイヤルカナン 腎臓サポート: 慢性腎臓病の猫のために開発されたフード。リンとタンパク質の含有量を調整し、腎臓への負担を軽減します。 [無効な URL を削除しました]

       

    • ヒルズ プリスクリプション・ダイエット w/d: 糖尿病や肥満の猫のために開発されたフード。低脂肪・高食物繊維で、体重管理と血糖値コントロールをサポートします。 [無効な URL を削除しました]

       

    最後に

    キャットフード選びは、愛猫の健康を左右する大切な選択です。今回の記事を参考に、愛猫にぴったりのフードを見つけて、いつまでも健康で幸せな毎日を過ごさせてあげましょう!

    注記: 上記のおすすめ商品は一例です。猫ちゃんの状態に合わせて、獣医師と相談しながら最適なフードを選びましょう。また、商品の画像はイメージです。実際のパッケージとは異なる場合があります。商品URLは、公式サイトまたは大手通販サイトのものとなります。最新の情報や価格については、各サイトでご確認ください。

    さらにキャットフード選びに役立つ情報

    • グレインフリー(穀物不使用)フード: 穀物アレルギーの猫や、消化に配慮したい場合におすすめです。
    • ウェットフードとドライフードの使い分け: ウェットフードは水分補給に優れ、ドライフードは歯磨き効果や保存性に優れています。両方をバランス良く与えるのが理想的です。
    • フードの切り替え方: 新しいフードに切り替える際は、少しずつ混ぜながら、猫の様子を観察しながら行いましょう。
    • 定期的な健康チェック: 定期的に動物病院で健康チェックを受け、フードの内容や量について獣医師に相談しましょう。

    愛猫の健康は、毎日の食事から。今回の記事が、あなたのキャットフード選びの参考になれば幸いです。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

ねぎま@ねこ好きSW

こんにちは。九州生まれ・九州育ちのねぎまです。 九州の公立学校の元教員→某施設でSWをやっています。 ここでは主に、愛猫(ロシアンブルーのnico)の成長日記・猫に関する豆知識・教職関連(教員の実態や教員採用試験対策)・社会福祉士の国試対策の情報等をまとめています。 他にも宿泊施設・グルメ・コスメのレビュー等気まぐれで。 ぜひ、のぞいていってください。

-ねこ日和